【更新】DAWのアーティキュレーションファイルをスプレットシートで管理するツール

コロナ禍で、ほぼ外に出なくなった あーる(@rkoubou_jp) です。

テレワークに移行して約半年程になります。2020年以降もおそらくこの生活スタイルは続くのではないかと思っています。

以前の記事で公開したツールを再度アップデートを行いました。

今回のアップデートは

  • プログラムを0から書き直した
    • C# 8.0 .net Core 3.1 で全面的に再設計
      • 標準でWindows, Mac, Linux で動作します。
  • スプレッドシートのフォーマットを整理した
    • Cubaseの都合だけを優先せず可能な限りの汎用性に
      • アーティキュレーション名
      • 色インデックス番号(変換先がサポートする場合)
      • グループ番号(変換先がサポートする場合)
      • MIDIノートナンバー、ベロシティ
      • MIDIコントロールチェンジ、プログラムチェンジ
  • ファイルフォーマットを柔軟に対応できるようにした
    • VST Expression map (Cubase, Nuendo)
    • [NEW] Studio One 5 からのキースイッチファイルに対応
    • 汎用フォーマットとしてJSON形式も扱えるようにした

公開中のVST Expression mapファイルを管理していたスプレッドシートはマイグレーション済み、Studio One 5 のファイルも配備しました。

ダウンロード

こちらからダウンロードできます。(GitHubリポジトリ

Repository

今後の展望

他DAWのファイル形式

多分、AppleのLogic Xも似たような機能を持っていると思いますが、Logicを持っていないのでその辺りは詳しくありません。ファイルベースで管理されているならフォーマットさえ分かれば変換プログラムが対応できるかもしれません。優先度は「リクエストが有ればやります」レベル。

脱スプレッドシート

自分の作業の都合や、スプレッドシート(特定の位置のセル情報など)に依存している部分が強いので、スプレッドシート内の列、セルの仕様を変えると結構大変なので、データベース形式にして一括管理をしたいと思っています。

このツールもそうですが、自分以外の誰が使うのかはわかりませんが、独習も兼ねてひっそりとグレードアップしていくと思います。