前回の続きです。今回はストレージのやりくりについて。
目次
構成
用途 | 種類 | ドライブレター | 容量 | 週次バックアップ対象 |
---|---|---|---|---|
OS | SSD | C:\ | 240BG | ○ |
Blue-Ray ドライブ | BD-RW | D:\ | – | – |
ユーザーディレクトリ(C:\Usersにマウント) | HDD | マウント | 4TB | ○ |
一時ファイル専用%Temp% にマウント | HDD | マウント | 4TB | – |
DTMのプロジェクト、プリセット | HDD | マウント | 4TB | ○ |
サンプリング音源のサンプルデータ | HDD | マウント | 6TB | – |
サンプリング音源のサンプルデータ | SSD | マウント | 960GB | – |
インストーラーの保管 | HDD | マウント | 8TB | – |
プラグイン認証用USBメモリ | USB | Z:\ | 2GB | ○ |
週次バックアップ先 | HDD | Y:\ | 3TB | – |
かなり細かい単位で物理ディスクを分けています。
特に C:\Users はWindows稼働中にはマウントできないので、WindowsのインストールディスクでPCを起動させ、その上で、cmdを起動してマウントをさせています。
Windows7以降なら可能なはずです(Win10でも出来た)。最初のダイアログが表示された画面で「Shift+F10キー」を押すとコマンドプロンプトが起動しますので、moundvol
でマウントをさせています。
基本的には、昔書いたスライド資料の内容を継続して実践しています。
シンボリックリンク、マウント(Windowsでいうとジャンクション)を多用しています。
管理専用のスプレッドシートとバッチ処理を作成したのは正解でした。
唯一変わったのはバックアップソフトウェアをAcronis社の製品に鞍替えしたことでしょうか。
定期的な交換、再利用
特にサンプリング音源のデータは逼迫しやすいので、空き容量が逼迫してきたらより容量が多く、高速アクセス可能なディスクに交換してきました。大体2年ぐらいの周期で以下のディスクを交換してきました。
- ユーザーディレクトリ
- インストーラーの保管
- サンプリング音源のサンプルデータ
- 一時ファイル専用
一時ファイル専用のディスクは、究極的にはいつ壊れても良いことを前提に使っているので交換後のお古に回すことが多いです。
週次バックアップ
週末にバックアップを取っています。現在は4世代分まで残しています。
が、一度もトラブっていないのでリカバリーをしたことがありません…。
Acronis社の製品は特徴的な機能があって、バックアップイメージをマウントすることが出来るので
特定のファイルだけ取り出したい、という時に重宝しています。
最後に
参考になるか分かりませんが、うちではこうやってやりくりしてトラブル0で運用しています。
Windows10 Pro(リテール版) は早期に購入済みなので、移行する時期については、後はタイミング次第と言う所です。
次回は月並みですが、ソフトウェアの面で気を付けていることを記載していきます。