SC-88pro – PAN値の推移を地道に手動アナライズした

備忘録。

ここ数日Twitterで実機とKONTAKTのPANの構造が云々をつぶやいているわけですが
結局のところSC-88pro(GS)のPANの0-127をKSP(KONTAKT)の0-1000000形式にリニア変換した
だけでは辻褄があっていないことがわかったのでPANを1ずつずらし、
スペアナでキャプチャしました。
(Left~Centerまでの64段階。Center~Rightはさすがに対称だと思うので反転で算出できるはず。)

欲しい人はコチラからどうぞ。(png, psd形式)

ひたすらこんな感じの画像が64段階分続きます。

 

音色はドラムマップ「STANDARD 1」のノート#57、Crash Cymbal 2。
SysExでPANをCenterにし、Reverbを0で計測。 #57 を選んだ理由は特になく
パッチ作成後に最初にPANの値に対する位置に違和感を感じたため。

これを元にKSP側で「目視」で角度が合致するまでトライ・アンド・エラー。
1回終わればGS系なら多分同じテーブルを内部で使っているはずなので再利用できると
踏んでいます。

Rolandさんが公式に出してくれそうにないので、地道にサンプリングを行い、その他
作業フロー自動化のための自作プログラムを書いてます。
数年前から構想はあり、ぼちぼち始めようかなと思い、進めています。