購入直後のMDR-CD900ST:プラグの接触不良を直す

本日は震災から丸2年となりました。
私はたまたま3.11当日は有給休暇で家に居ました。そして今年も。
R.I.P

はじめに

結果を先に書くと直りました。

以下、流れを書き残しますが、自己責任でお願いします。
もし悪化したり壊れても(゚⊿゚)シラネです。

買った直後なのにプラグの接触が悪い?
Twitterでも書いたのですが、最初断線しててまともに音が鳴らなかったので
初期不良の交換依頼をだし、交換品受け取り時にーディオコーナーで複数の
ヘッドフォンアンプで確認後持ち帰って来ました。
(某家電屋さんでポイントが貯まってたので購入。)

ただ、家のオーディオインタフェース(Roland UA-101)のフォンジャックでは
ささった状態でちょっとプラグを触ったり僅かな回転が
生じると不安定(Lchのガリや音が出ない)になり、Lchが直った風に
なっても今現在がOKな状態なのかが分からず、使用開始前に一々
プラグをグリグリするのは何か理不尽だなぁと思っていました。

で、ググってみたところ同じような人が結構居たようで
同じUA-101ユーザーさんで同じような状況が出ている記事がコチラ
以下引用。

我が家のUA-101のフォンジャックとMDR-CD900STの相性がよろしくない(ガリが出る)ので、
いっそQUAD-CAPTURE(UA-55)をレギュラー化。

また、サウンドハウスさんのレビューにも複数同様の書き込みがありました。

で、全部のレビューを読んでいる中で、とある文章を見つけました。
以下引用。

レビューID 31231

レビューを見ているとプラグの接触不良と思われるトラブルが散見されます。同様な症状を経験していますが、次の処理で解決していますので試してみて下さい。
1000~1500番位の紙やすりをプラグの端子部分に挟み、指で押さえながらグリグリとプラグを回転させ全周を万遍なく研磨します。後は布切れ等できれいにふき取ればOKです。
直りましたか、いまいちの場合は再度チャレンジ。
プラグの電極表面に付いた目に見えない不純物が影響しているようで、研磨により接触不良が直るようです。この時接点復活剤等は使用しないで下さい。

やるだけやって駄目なら修理依頼(プラグ換装)を出すつもりだったので
ものは試しということでホームセンターに行ってきました。

#1000、#1200、#1500 の紙やすりを購入。費用¥300弱。
三共理化学 株式会社の防水用のやつです。(売り場にあったのがこれだけだったので)

間を取って #1200 を使いました。
プラグ自体を回さず、やすり自体を回して研磨。
研磨後、クロスで拭いて、再接続。

直った。

2013/03/13 追記

父親と話す機会があったので紙やすりと接触不良について聞いてみました。
「紙やすりとプラグ?あー、接触不良でしょ?直るよ。そういうもんだよ。」だそうで。
家の父親は私とは真逆の生粋のハード屋さん(電気機器系)で即答でした。
そういう物らしいです。

考察:なぜ同様の症状がレビューなどで散見されるのか

これもTwitterでも書いたのですが、CD900STの標準プラグの直径は 6.3mm です。
修理・販売正規代理店のメイクアップ・カンパニーにもカスタマイズ欄に
標準6.3mmから他社製の6.35mmへの変更オプションもあるぐらいなので
素のCD900STの標準プラグの直径は6.30mm であると言えます。

これが気になる点。EIA規格では標準プラグは 1/4 インチ(6.35mm)で
あるはずなのです。(wikipedia:フォーンプラグ

これがフォーン端子入力機器との相性の問題を引き起こしやすい要因なの「かも」しれません。

まずは上記の紙やすりでの研磨をやってみると良いかもしれません。

今後CD900STを買うなら

別に宣伝じゃないけど、次に買い換える場合はメイクアップ・カンパニー
依頼しようと思います。
ソニーの正規代理店でカスタマイズが効くのと値段が特段跳ね上がるわけでもないので。