何を今更…という人も多いのではないでしょうが、あえて書き残しておきます。
簡単に言うと、もうDLC形式で十分なのかもなぁ、ということです。
つまり、iTunes Store へ完全移行しようかと思っています。
元来、自分は好きなアーティストは基本全てCDを買って来ました。
レンタルCDも色々したりした時期もありました。
ただ、前々から考えていたのですが、以下の理由などから違和感を感じてきた次第です。
高い(特に邦楽)
邦楽や日本のレコード会社が介入している洋楽も何故か高い。
インポート物の洋楽の倍近くぐらいする場合が多いです。
参入レコードがまだ渋っている(主観。実際は違うかも…)
未だにガラパゴっているのか利権なのかわかりませんが
独自に国内向けマーケットを展開していて世界に出ようとしない。
現在、邦楽で買い続けている楽曲はかなり限定されている&iTunes Store にも
展開しているので、この点は移行しても問題は無さそうです。
iTunes Store は DRMフリーになった
これは大きい。なんで変な縛りを設けるのか理解できなかった。
CDメディアにはそんな制約はないのに。(CCCDで大コケしましたね)
購入後、再ダウンロード可能
これも重要な要素。
DL1回ポッキリじゃ、HDDとか吹っ飛んだら\(^o^)/状態なわけで。
CDの場合だとまたエンコードをしなおし、タグ打って、アートワークを…という
のが不要なわけです。
ただし、いつそれがNGになるかはわからないのでそこはトレードオフですね。
Appleが\(^o^)/になったら道連れなわけで…。
念のため、定期バックアップは取っておいたほうが良いでしょう。
元々、自分は定期的にHDDのバックアップ、一定期間経過したら
壊れていなくてもHDDを交換しています。
HDDは主に7つぐらいの用途ごとに物理的に分けてPCに接続・運用しているので
リプレースは容易なようにしています。
(モノによってはホットスワップで対応可)
それについての詳細は別の機会に。
洋楽の、大抵のアーティストはiTunesにも参戦している
現状、洋楽メインで物色していて、気になっているアーティストや
有名どころはほぼすべて網羅されている感があるので、これは非常にありがたい。
音質
これもDRMフリーに伴い、AACのVBR256Kbpsへ。
自分はiPodなどに代表されるデジタルオーディオプレーヤー(以下、DAP)を
2000年から使ってきました。昔はストレージの容量がもの凄く少なかったため
MP3のギリギリのビットレートで我慢しながらも聴いてきていました。
CDウォークマンよりも携帯性を重視したからです。
(意外と歩きながらとか、ちょっと小走りするだけでCDウォークマンって音飛びするんですよ)
なぜ、CDを手元に持っていたかったと考えてみると
少なくとも「無劣化(ロスレス)」のデータが手元に残る
という利点があったわけですね。
ただ、この12年間CDからエンコードをしてDAPで鑑賞はあれど
買ったCDはそのまま保管、っていうケースでした。
多分1回もロスレスで聴いていないかもしれないぐらい。
特に近年はストレージ容量の大容量化に伴い高ビットレートでも
大量の曲を格納できるようになりました。
高ビットレートであることでロスレスに【近い】音質で聞けるようになって来ました。
大多数のリスナーであればそれで十分だと思うのです。
ブラインドテストでロスレスとの聞き分けが出来る人や
オーディオ再生機器にこだわりがある人はそもそも圧縮音楽は聞かないし
そもそもCDではなく、SACDやDVD-Audioやアナログレコードを買うリッチな層だと思います。
昨今の圧縮音楽データの形式(mp3やAACなど)は高音域(20~22Khz以上)の成分を
カットし、容量を稼ぐパターンです。人間の構造上、20Khz以上は基本可聴領域外なのです。
試しに AAC の VBR 256Kbpsでエンコードをしてみましたが、DAPで聴く分には必要十分だと思います。
大事なことなのでもう一度。
ブラインドテストでロスレスとの聞き分けが出来る人や
オーディオ再生機器にこだわりがある人はそもそも圧縮音楽は聞かないし
そもそもCDではなく、SACDやDVD-Audioやアナログレコードを買うリッチな層だと思います。
ものすごい高級機器を所有しているわけではないのであれば十分だと思います。
という経緯で自分はもうCDを買うことは無いでしょう。
※でも、マスタリングやミキシングのリファレンスとしてCDは買うと思います。
※CDでのみリリースされた作品の場合で好きなアーティストの場合も買います。
ひとまず、フォーマットを統一させたいので
全CDを再エンコードしようかなと思います。
(最大限に効率化する術はあるのであまり苦では無いです。1日1アーティストずつぐらいのペースで)
そして、最終的にはCDで買ったものも全てiTunesで買い直そうかなと。