Roland GR-55 のパッチ編集ができるツール GR FloorBoard

GR FloorBoard。日本語の記事がググっても出てこないので
備忘録がてらに残しておきます。

DAWで作業しながらGR-55を触ろうとするとどうしても一旦PCから手を離し
GR-55を直接触って調整やパッチ切り替えをしなければなりません。

自分は足元に置いているので座ったままだと手を伸ばすのが結構辛かったりします。
(しかも腰悪いので尚更気を付けないと危ない…)

そこで「PC/Mac用のエディター( ゚д゚)ホスィ…」と思ったわけですね。
(無かったら自作しようかなとも思いました。)

同じ Roland の SC-88xx シリーズや SD-xx シリーズでは
エディターがあったので GR-55 にもあるのかなー、ということで
ググってみたらありました。

GR FloorBoard

http://sourceforge.net/projects/grfloorboard/

フリーソフト(ライセンス:GPLv2)

オープンソースプロジェクトで、有志の手により作成されていました。
Mac/Windows/Linuxに対応しています。

早速インストール。環境は Windows7 Ultimate 64bit SP1

※GR-55はUSB or MIDI接続しておく必要があります。

起動

MIDI設定

マニュアルを読むとこのソフトはMIDI経由でGR-55とのデータのやり取りを
行うみたいなので MIDI-IN/OUT を GR-55 に設定。

パッチ編集などGR-55の編集

左側のツリーがGR-55側のパッチリストで、編集する場合は
「ダブルクリック」で選択です。

※シングルクリックでもパッチが切り替わりますが
ツリーの一番上にも書いてあるように、ダブルクリックが良いです。

パッチの編集はリアルタイムにGR-55に転送されるのですぐ反映されます。

所感

基本すべての操作がPCで行えます。
UIもGR-55風なのでわかりやすいと思います。

パッチの編集がPCで出来てとても楽

パッチを個別にPCに保存、PCからGR-55へ転送・保存ができるので
とても便利です。これはGR-55単体ではできないことです。

パッチ名ももちろん編集できるのでダイアルをクルクル回す作業が無くなります。

また、ユーザーデータ全体のバックアップのためのダンプ、リストアも可能なようです。

設定画面(Preference)でUI日本語にも着替えられるけど…

機械翻訳っぽく、逆にわけわからんことになりそうなので英語のままのほうが良いかもしれないですね。